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2010年1月 7日 (木)

【from Editor】街にあふれる“電子看板”(産経新聞)

 最近、周囲にテレビのような大小の画面が増えたことにお気付きではないだろうか。商業ビルの外壁面、地下鉄のホーム、店舗の入り口、レジの上…少し顔をあげるだけで、いくつもの画面が目に飛び込んでくる。音声を伴うこともある。実はこれ、デジタルサイネージ(DS)と呼ばれている目下売り出し中の“メディア”なのだ。わかりやすく訳すと「電子看板」。広告、ニュース、天気予報など内容も多岐にわたる。東京・渋谷の駅前交差点などを思いだしてもらえればいい。

 「以前からあるじゃないか」という声も聞こえて来そうだが、最近では、複数の画面を通信ネットワークで結ぶことで、それぞれの立地や目的に合わせた情報をリアルタイムに届けることができるようになり、一気に展望が開けてきた。主に広告や電機の業界が牽引(けんいん)しており、この未曾有の不景気にかかわらず、ソフトとハードを含めて右肩上がりの成長を遂げている。関係者によると、市場は現在の数百億円規模から、平成27年には1兆円になる可能性も秘めているという。

 しかし、このDS、通行人に思ったように立ち止まってもらい、視聴してもらうのがなかなか難しい。街中の大画面が当たり前の風景になっていることに加え、すぐそばにパソコンやワンセグ携帯などもある。ふだんテレビで見慣れている広告や告知がそのまま流されていることも多く、「もの珍しさがない」との指摘もある。相次いで本格的な導入実験を始めた各企業は、どうやって人々の関心を引き、利用効果を高めるかに頭を痛めている。

 実は、われわれ産経新聞社も昨年秋からDSに関する取り組みを始めている。私たちのセクションが担当しているのはニュースのコンテンツ。現在は毎日、都心の美容室チェーンに対して、お客さんが関心を持ちそうな話題を抽出して、写真と記事を送っている。紙の上での表現方法ならこれまでの蓄積があるが、画面では勝手が全く違う。写真と見出し、記事をどのように組み合わせたら人々の気を引くことができるか。私たち新聞人にとって新たな試みだ。読者の皆さんで、ごらんになった方はぜひ、感想をお寄せください。

 余談だが、DSの中には、データ取得のため画面側から、見ている人の年齢や性別を判断できる機能を備えているものもある。見ていると同時に、見られてもいるということ。どうぞお気をつけて。(編集企画室次長 河嶋一郎)

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